Netflixオリジナルドラマの『ロック&キー』のシーズン3が今月配信された。
今シーズンをもって完結するということで、どのように完結するのかという期待や、シーズン1からずっとタイムリーに観ていたこともあり、
今回の配信を楽しみにしていた😎😎😎
さて、全話観賞して思うのは、相変わらず
主人公である3兄姉弟のドジで
物語が進んでいくと言う点である。
今回は弟であるボードがある鍵を勝手に使ってしまうがために、大きな事態を引き起こしてしまうのだが、
あっさりと、事が解決されるのである!
これまた、『ロック&キー』あるある!
大きな展開で盛り上げようとするが、その盛り上がった火にすぐ水をかけるから、拍子抜けである。しかも、基本的には主人公サイドのドジで敵側に有利な展開がよく進むので、見ていてイライラするという声が上がるのもわかる。
ただ、ここまで来たら、ご愛嬌☺️☺️☺️
それに、『ロック&キー』あるあるだが、
敵サイドもよくドジを踏むのである。
というか、ポンコツ。
今回も色々な展開で復活した敵たちがことごとく、あっさり途中退場していく😅
それにもかかわらず、この作品を見てしまうのは、やはりファンタジー作品としての魔法の演出や見せ方がとても幻想的で夢想的で、魅力的だからこそ。
特に、今シーズンのエピソード7の[カーテン]では、ある男の苦悩を、ピエロや演劇というメタファーを通して表現しており、とても素晴らしい演出の仕方だった。この頭キーで覗ける各キャラクターの頭の中の世界の演出は、シーズン1からずっと魅力的だったな。
そんなこんなで今シーズンで完結したわけだが、最終的には家族ものとして上手に締め括られていて良かったと思う。
どうしても、『ロック&キー』の世界の展開がロック家の家を中心にしか展開されないので、
話が広がろうにも結局、
ロック家に戻ってしまう🏡
なんなら、シーズン1のほうが、ロック家から離れて、海辺の洞窟の謎にストーリーが展開していたわけだが、シーズンが進むたびに毎回ロック家でわちゃわちゃごちゃごちゃしているだけでしたからね。
不法侵入をされまくる家、ロック家。
まどろっこしいやりとりがあって、倍速で見てもとくに問題ない作品でした。