Netflixで、映画『犬部!』を観賞。
ひさびさに林遣都が主演の映画を見た。かと言って、林遣都が出演で見た作品といわれれば、あまり思い出せない。
たぶん、映画『ちーちゃんは悠久の向こう』は見た気がする。
デビューから数年の林遣都は、その若さから学生役をよく演じていた。
しかし、さすがに、30代の大学生役は、
若干きつい😅。
なんの情報も入れずに見ているので、映画冒頭の“犬部立ち上げ”の、大学生の頃のお話が延々と続くと思っていた。
だから、大学時代を早々に終わらせて、
獣医師になった社会人の彼が出てきてよかった。
やっと、彼という人間が役に重なって見える。
映画自体は、意外に硬派な内容で、
“動物を飼育することの責任と覚悟”を改めて考えさせられた。やはり、「かわいい」「飼いたい」だけで、動物は飼えない。
とにかく、「最期まで、最期まで」である。
ただそれだけでなく、
しっかり動物を守ろうとする人たちの想いのやりとりが丁寧に描かれているのも良かった(そういう意味でも「ちゃんとした邦画」でした)。
それに、あの主人公の熱量は、歳と経験を重ねた林遣都だからこそだと思う。
過剰でもなく薄っぺらくもなく。
だからこそ、中川大志演じる好青年の若さが引き立つんだと思う(彼の大学生役はまだまだ全然オッケー!)。
あ、いま思い出しました!
林遣都の作品でちゃんと見たもの!
映画『恋する寄生虫』でした!