🚨この記事は、映画『呪詛』のネタバレを含みますので、まだ見ていない方、ネタバレを知りたくない方は別の記事を読んでください🚨
Netflixのトップ10に先日から連続でランクインしていた台湾ホラー映画『呪詛』をやっと観賞。
私が学生だった頃には、“ジャパニーズホラー”なんていう言葉があって、「アジアのホラーといえば、日本だ!」みたいなところもあったけれど、いろんなアジアのホラー作品をネットを通して、触れられるこの環境が純粋に嬉しいし、いろんなアジア圏から出てくるホラー作品も「いまいちだったな」と思うものもあれば、良質な作品もあって、やっぱり、
どの作品も、見ないことにはわからない。
だからこそ、今作を観賞してみたわけですが、、、
私的には、そこまで怖くはないですかね😅
他の方もSNSでおっしゃっていたのですが、
集合体恐怖症の方は、
見ないほうがいいです。
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なぜなら、恐怖の演出のほとんどが、集合体恐怖症だからです。例えば、皮膚が無数の穴模様になったり、歯茎が過剰歯であふれて歯が漏れ出たり。さては、この監督は集合体で気味悪さの演出をしているなという感想は否めないですね。
また、今回は主人公である母親がずっと自分のカメラで撮影しており、それを通して、観客もことの全容を追いかけていくという構造によって、最後の演出が大きく効いてくるので、私としては、フィクションだと分かっていながらも、
目を閉じてしまいましたね(後日、改めて目を伏せていたところを観賞しましたが)😅😅😅
まんまと、監督の狙いを拒否しつつもハマってしまう私💦
ただ母親の娘に対しての愛情の芯の部分が、(母親自身も述べているのですが、)思い切った行動をする割には意外にブレブレで、そのせいで、結局なにがしたかったんだろうというのが拭えないままに終わってしまい、母親にも殺人鬼にも悪魔にもなりきれず退場してしまうので、ホラー映画のメインキャラクターとしてはいかがだったんだろうかと、
少し不満でしたね。
それでも、主人公である母親が若かりし頃に、恋仲である相手の村に入っては禁忌を冒してしまうところを、その人が持つカメラを通して見ているのは、YouTubeでの著名人や一般人のVlogが当たり前になっているこの数年だからこそ、より現実味を持って入り込めましたね。
こういう時代だからこそより没入感のあるホラー作品なのかもな。