今週のお題「人生最大のピンチ」
人生最大のピンチとして自分でも無意識に認識しているのが、
大学受験なんだと思う。
自分ではもうそんな風に考えてはいないんだけれども、夢で、しかも悪夢としてみる夢で、
基本的にランクインする夢のパターンが、
大学受験までの過程だから。
この夢を見るたびに毎回、どう大学受験を切り抜けたらいいのかどう考えても袋小路で、「うわーーーー」っていうなんとも言えない焦りと逃げ出したいのに逃げ出せない現実に、
毎回「社会人やった」という安堵に包まれて、
布団から抜け出す。
大学受験の何がしんどかったかって、どの科目も得意科目にできなかった点かも。問題集も赤本もやっても何にも手応えもなかったのは、
今思えば、本当はただの実力不足に、
練習不足やけれど。
どれも、理解が追いつかないし、やっているけれど、覚えることが多いし、結果はついてこないし、、、
そう思うと、文句をブーブー垂れながらも、社会人できているだけで、それはそれで、あの頃に比べたらという点において、幸せなのかも。
ていうか、幸せですね。
好きなことできまくっているし!
ただ、こんな息子に父親は何百万の学費に教育費を出してくれていたのだと思うと、離れて施設に暮らす父に対して、今の自分は何もしてあげられていないと、
後ろめたさを改めて感じる。
自分の器量とか、できる範囲のことをもっと弁えている人間やったらよかったのに。ほんまは実力もないのに、無駄に自信過剰で、その上練習不足で、
なーんて当時の自分に言葉を投げかけてしまう。
それに、結局会えると思っていた面会も、施設内でのコロナ感染によって、会えなくなった。
会いに行ける時にあって、話せる時に話して、
思いを交わすのを逃している。
なにしてんだか。