読書の熱が再燃していることは、つい先日、述べたが、その一つのきっかけが、
YouTubeチャンネル『出版区』である。
とくに、【1万円企画】が面白い。
企画自体は非常にシンプルで、著名人に1万円を渡して、どんな本を買うか同行する企画である。
その中でも、ゲームクリエイターの小島秀夫さんの回は、面白い。
売り手側として、その本屋さんと、その本を推す出版社さんたちが、買い手にどのように本を手に取ってもらえるかのお話を挟み込んでくれていて、
面白い。
そして、こんな動画ばっかり見ていると、
本が読みたくなる。
本屋に行きたくなる。
あああ、本でお金を使いたくなる。
そこで、小島秀夫さんが本の“帯”について
言及されていたので、
この前読破した清水朔さんの『奇譚蒐集録—鉄環の娘と来訪神—』の帯でコメントしている作家さんを調べる。
神永学
恩田陸
私の知識不足でお二人とも存じ上げない方でしたので、さらに調べて、どちらの著書も見た知った聞いたで、非常に有名な作家さんでした。
恩田陸さんなんて、
『六番目の小夜子』はNHKの栗山千明だし、
『夜のピクニック』は映画の多部未華子だし。
なんたる不覚。
そこで、恩田陸さんの棚で手に取った一冊。
エッセイ『小説以外』
すごい読書家の方が書く小説。
そんな方の読書遍歴を知れる一冊。
ミステリーにファンタジーに、SFに、ホラーに、それを生み出す作家さんについて、
バッサバッサと盛り込まれる著者の鑑識眼。
つまんないのに、読み始めたら、
読み切りたくなる著者の性分。
本当に本にのめり込んでいる人。
手始めに、『夜のピクニック』を読もう。
明日、本を買いに行くどー🏃♂️🏃♂️🏃♂️